TotalMix Remote 〜TotalMix FXをリモートでコントロール〜 - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
Tech Info Menu

技術情報メニュー

tl_files/images/techinfo_banner_170.jpg


RMEの歴史、技術背景、MADI開発の秘話を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズが語る。

Newsletter, SNS

最新のニュースをお届け

twiter @SynthaxJapan

facebook synthaxjapan

Synthax Japan Newsletter

 

製品情報、ユーザー・ストーリー、イベント、お得なキャンペーン、サポート情報、ドライバー・ニュース等の最新の情報をいち早くお届けいたします。ぜひご登録ください!

TotalMix Remote

TotalMix FX リモート・コントローラー

TotalMix Remote

To Be Free ─ インターフェイスはもっと自由になる

2001年当時、Windows 98やMac OS 9で使用していたRMEインターフェイスが、WiFiでコントロールできるようになると誰が想像できたでしょうか。ハードウェアやOS、そして私たちを取り巻く環境が急速に変化する中、常に最高のパフォーマンスを発揮する最先端のオーディオ・デバイスとして末永く活用できるよう、RMEではドライバーやファームウェアのアップデートを継続的に行っています。

今回TotalMix FXリリース以来の大型アップデートとなるTotalMix FX 1.5をリリース。2001年以降に発売されたすべてのFireface / Babyface / HDSPプロダクト・ラインでリモート・コントロール機能がご利用いただけます。

ボーカル・ブースでは返しやエフェクトの調整を直接行うコントローラーに。PAの現場ではブースを離れ会場の隅々からバランスを調整。自宅スタジオではお手元のコントローラーとして。使う人の数だけ新しい使い方が生まれ、まさに可能性は無限大。
これからも末永く製品を快適に使用し続けられるように、TotalMix FXの進化は続きます。

TotalMix Remoteの概要

TotalMix RemoteはTotalMix FX(v1.50以降)と組み合わせて使うことで、RMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、FX設定、そしてレベルメーターをリアルタイムで表示し、イーサネットや無線LANを用いて離れた場所からコントロールすることができます。
またTotalMix Remoteはそれぞれ異なるインターフェイスを接続した最大3台のTotalMix FXとの接続をサポートし、大規模な入出力環境であっても1台のTotalMix Remoteで管理が行なえます。

サポートされているハードウェア

TotalMix RemoteはTotalMix FX(v1.50以降)でリモート操作がご使用いただけます。
TotalMix FX(v1.50以降)が使用できるRMEインターフェイスすべて*で、TotalMix Remoteがサポートされます。
* ADI-2 Pro、ADI-2 DACなど一部のインターフェイスは、TotalMix FXに対応しないためご利用頂けません。

クイック・スタート・ガイド

事前の準備

ホスト側(TotalMix FXを起動するインターフェイスと接続されたWindows / Mac)
最新ドライバーをインストールします。ドライバーと同時に最新のTotalMix FXもインストールされます。

リモート側(TotalMix Remoteを起動するiPadまたはWindows / Mac)
TotalMix Remoteをインストールします。

※ホストとなるコンピューターとリモート操作を行うコンピューターまたはiPadが、必ず同一のネットワークに接続していることを確認してください。

TotalMix

ホスト(TotalMix FXを起動するインターフェイスと接続されたWindows / Mac)の準備

1.ホストとなるWindows / MacのTotalMix FXで、[Options]メニューの[Network Remote Settings...]を選択します。

TotalMix FX
TotalMix FX

2. [Enable TotalMix Remote Server] にチェックを入れます。

Network Remote Settings Mac
Network Remote Settings Windows

このダイアログにはホストのIPアドレス(例:192.168.0.xや10.0.1.xなど)が表示されます。この後に行うリモートの設定でこのIPアドレスを使用します。

※Windows環境ではファイアウォールの警告が表示されますので、ネットワークのアクセスを許可してください。

ファイアウォールの警告

TotalMix Remote

リモート(TotalMix Remoteを起動するiPadまたはWindows / Mac)の準備

・iPadでTotalMix FXをコントロールする場合:

TotalMix Remoteを起動し、画面の右上に歯車の形をしたアイコンをタップし、設定画面を呼び出します。

TotalMix Remote

2. 画面左上の[Options]をタップ、[Host Connection Settings]を呼び出します。

Host Connection Settings

3. [Host Connection 1]にホストとなるコンピューターのIPアドレス(ホストのTotalMix FXのNetwork Remote Settings画面に表示されたIPアドレス、画面例:10.0.1.33)を入力し、[active]をOnにします。

IPアドレスを入力

4. 画面上部の[Done]をタップして設定は完了です。Mixer View画面が表示され、画面右上の表示が数秒で[offline]から[connected]に変更されたらご使用いただけます。

Mixer View画面

・Windows / MacでTotalMix FXをコントロールする場合:

1.TotalMix Remoteを起動し、[Host Connection Settings]または[Open Host Connection Setup...]をクリックします。

Host Connection Settings
Open Host Connection Setup

2. [Host Connection 1]にホストとなるコンピューターのIPアドレス(ホストのTotalMix FXのNetwork Remote Settings画面に表示されたIPアドレス、画面例:10.0.1.33)を入力し、[active]をOnにします。

Host Connection Settings Mac
Host Connection Settings Windows

※ポートはデフォルトで7009に設定されており、通常は変更しないでください。ポート7009が他のサービスで専有されている場合、警告のメッセージが表示されます。その場合は別のポートを選択してください。(詳細はネットワーク管理者にご確認ください)
※Windows環境ではファイアウォールの警告が表示されますので、ネットワークのアクセスを許可してください。

Windows環境でのファイアウォールの警告

3.[OK]をクリックして設定は完了です。

TotalMix Remote画面

Tips

Mixer ViewとGUI:

リモートとホストが接続されると、すぐさまTotalMix FXの設定(ルーティング、FX設定、チャンネルのモノ/ステレオ設定)がTotalMix Remoteに反映されますが、ホストのGUI表示設定(Settings / EQ / Dynamicなどのパネル表示/非表示、FXパネルの表示/非表示、2 ROW / 3 ROW表示設定、各チャンネルの幅など)に関しては反映されません。チャンネル幅の状態はリモートのSnapshotに登録できますので、TotalMix FXとTotalMix Remoteで完全に同一のGUIが必要な場合、ホストに保存したWorkspaceを読み込んだ後Snapshotを読み込むことで、同一のGUIに統一することができます。

Workspace:

TotalMix Remoteの画面上では、ホストに保存されたクイック・ワークスペース(Windows / MacのTotalMix FXで[w]キーを押すことで表示)が同期され、リモートから読み込むことができます。ホストのMixer Viewのすべての状態をリモートから保存、またはリモートに保存することはできません。リモートのワークスペースは、ホスト上のTotalMix FXの表示設定とは独立してリモートで設定を行った表示設定を持ち、チャンネル幅の標準/スリム、チャンネルレイアウト、ウインドウのサイズと位置といったGUI設定などが保存されます。

Workspace Quick Select Mac
Workspace Quick Select Windows

リアルタイム表示:

ネットワークが過負荷状態であったり、WiFiの受信状態がすぐれない場合、レベル・メーターが止まったり、フェーダーがスムーズに動かないといった現象が発生する可能性があります。

iPadでのバックグラウンド処理:

バックグラウンド状態でのTotalMix Remoteは処理を行っていませんが、TotalMix Remoteが選択されるとすぐさまホストと再接続を行ない同期されますので、待ち時間なくお使いいただけます。

接続状態:

iPadは画面右上、Windowsはタイトル・バーに、現在の接続状態が表示されます。

チャンネル・レイアウト・シンク:

リモートはデフォルトでチャンネル・レイアウトのシンク設定がOnになっています(Settings > Options > Preference > Sync Channel Layouts)。この設定ではレイアウト・プリセットと現在のチャンネル・レイアウト設定をホストからリモートに転送します。このオプションはホストとリモートのGUIを簡単に統一することができます(チャンネルの幅など追従しない項目があります。詳しくは「Mixer ViewとGUI」をご確認ください。)。リモート側で個別の設定を使用したい場合は、この設定をOffにして独立したレイアウト・プリセットを使用することができます。